白猫アーリオはオッドアイ
アーリオは2代目白猫。
初代パイパイはアーリオが1ヶ月くらいの時に旅に出たまま帰ってきません。
アーリオを見た時にギャーと言って、それからいなくなりました。
パイパイと双子だった茶茶(ちゃちゃ)も、今思えばほぼ白猫(ちょっとブチあり)を見てギャーと言っていなくなったので、白猫には何か妙な力があるのかもしれませんね~。
白猫アーリオはオッドアイ
いわゆるオッドアイ (odd-eyes)は、虹彩異色症のことで、特に動物の場合に使用される言葉です。
人の場合はヘテロクロミアと呼ばれますね。
『銀河英雄伝説』に登場するオスカー・フォン・ロイエンタールがそうで、この作品に触れた時に初めて覚えた言葉です。
人では1万人に一人の出現率で、猫の場合には白猫が多く、白猫の25%がそれに当たるそうです。
なので、ネコでの出現率は1%ほどらしい。
(学術文献を呼んだわけではないので断定は回避しておきます)
上の写真は生後21日目。
この頃の子猫はブルーアイなので、虹彩の色ははっきりとはわかりません。
けれど、左右で目の感じが違う印象を受けました。
また、フラッシュの入光で右目だけが赤目になるのも気になりました。
生後27日。
この時に左右で光彩の色が違うなと確証を持ちました。
長い間視覚関係の仕事を見していたので、前眼部に対する観察力には少々自信ありなのです。
生後33日。
この頃になると、右目がブルーで左目がイエロー系なのがはっきりとわかります。
あくまで予想ですが、ブルーの右目には何らかの視覚障害がありそうです。
フラッシュの光でなくてもこのように赤目になるので、網膜に到達する光量の調整ができていないのかもしれません。
生後37日目。
ひっ捕まえて証拠写真をパシャリ。
はっきりと違いがわかるでしょ?
それよりも、唇と肉球のピンクが可愛い!
オスだけど。
そして現在。
5ヶ月弱です。
左目のアンバーは以前より濃くなりました。
ちなみに鼻はどこかにぶつけたらしく怪我をしています。
白猫はもともと色素が薄く、その関係で遺伝子の異常により、条件が重なると片目がブルーになってしまうのでしょうね。
幸い聴覚異常はなさそうで、呼ぶと膝の上に乗っかりに来ることも。
以前は他の猫がいるとこなかったのに、最近は肉布団として使用されます(笑)
最初は珍しかったけど、最近は目の色を気にさえもしません。
オッドアイだから特別可愛いというわけでなく、「ちいさきものはみなうつくし」なので!
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