白猫アーリオはオッドアイ

2018年1月2日

アーリオは2代目白猫。

初代パイパイはアーリオが1ヶ月くらいの時に旅に出たまま帰ってきません。

アーリオを見た時にギャーと言って、それからいなくなりました。

パイパイと双子だった茶茶(ちゃちゃ)も、今思えばほぼ白猫(ちょっとブチあり)を見てギャーと言っていなくなったので、白猫には何か妙な力があるのかもしれませんね~。

 

 

白猫アーリオはオッドアイ

オッドアイ

 

いわゆるオッドアイ (odd-eyes)は、虹彩異色症のことで、特に動物の場合に使用される言葉です。

人の場合はヘテロクロミアと呼ばれますね。

『銀河英雄伝説』に登場するオスカー・フォン・ロイエンタールがそうで、この作品に触れた時に初めて覚えた言葉です。

 

人では1万人に一人の出現率で、猫の場合には白猫が多く、白猫の25%がそれに当たるそうです。

なので、ネコでの出現率は1%ほどらしい。

(学術文献を呼んだわけではないので断定は回避しておきます)

 

上の写真は生後21日目。

この頃の子猫はブルーアイなので、虹彩の色ははっきりとはわかりません。

けれど、左右で目の感じが違う印象を受けました。

また、フラッシュの入光で右目だけが赤目になるのも気になりました。

 

 

 

オッドアイ

 

生後27日。

この時に左右で光彩の色が違うなと確証を持ちました。

長い間視覚関係の仕事を見していたので、前眼部に対する観察力には少々自信ありなのです。

 

 

オッドアイ

 

生後33日。

この頃になると、右目がブルーで左目がイエロー系なのがはっきりとわかります。

あくまで予想ですが、ブルーの右目には何らかの視覚障害がありそうです。

フラッシュの光でなくてもこのように赤目になるので、網膜に到達する光量の調整ができていないのかもしれません。

 

 

オッドアイ

 

生後37日目。

ひっ捕まえて証拠写真をパシャリ。

はっきりと違いがわかるでしょ?

それよりも、唇と肉球のピンクが可愛い!

オスだけど。

 

 

アーリオ オッドアイ

 

そして現在。

5ヶ月弱です。

左目のアンバーは以前より濃くなりました。

ちなみに鼻はどこかにぶつけたらしく怪我をしています。

 

白猫はもともと色素が薄く、その関係で遺伝子の異常により、条件が重なると片目がブルーになってしまうのでしょうね。

幸い聴覚異常はなさそうで、呼ぶと膝の上に乗っかりに来ることも。

以前は他の猫がいるとこなかったのに、最近は肉布団として使用されます(笑)

 

最初は珍しかったけど、最近は目の色を気にさえもしません。

オッドアイだから特別可愛いというわけでなく、「ちいさきものはみなうつくし」なので!